木曜日に沖縄から沖永良部に戻りました。
4月は、沖永良部と沖縄を4往復します。フェリーで片道約5時間の船旅です。
旅人と出会ったり、知り合いにあったりと、小旅行気分で、結構楽しんでいます。
 沖縄の港、本部港でいつも朝食を取る食堂があります。
3週も連続していくと、食堂のお母さんは、大喜びをしてくれて、大サービスです。
次から次へと頼んでもいない物まで出てきます。危なく乗り遅れるところでした。
そのお母さんは、機会があればホームページで紹介したいと思います。
 今回の船旅は、波も穏やかで、非常に快適な旅になりました。
沖永良部の島影が見えてくるとデッキに出て春の気持ちいい海風に、しばらく島影を眺めていました。4日前に島を離れたばかりなのに、この郷愁はなんでしょう。

 美しい島影と、その海を眺める畑のジャガイモと輝く海の写真です。
金曜日に収穫したこのジャガイモは、本日箱詰めして、日曜日に発送します。
楽しみにお待ちください。

真ん中に越山、標高188.6m.

右側が越山、左側が大山、標高240m

和泊の街並み

和泊港

 

ここ数日、まるでスポット部に初めて配属された時の状況です。一方通行で本当にすいません。

 さて、4月に入りスケジュールが大変です。
4月1日~4日はジャガイモの収穫、箱詰め、発送、5日にフェリーで沖縄へ。7日に琉球大学農学部大学院入学式出席、8日にフェリーで沖永良部に移動し、9日~11日で収穫、箱詰め、発送。11日のフェリーで沖永良部から沖縄に移動しました。12日から大学院の授業が始まります。そんな中、20年ぶりに「学割」2割引でフェリーに乗れたことは、なぜか心が躍りました。

 出席した琉球大学大学院の入学式は、二十歳前後の若者2000人の中に、やばいおっさん一人、目立ちました。 宜野湾コンベンションセンターにて。

 2011年4月になりました。2011年3月は、日本という国が東北地方太平洋沖地震という歴史的災害を受けた時となりました。ただ、この大きな困難に立派に立ち向かい、精一杯生きる皆さまの姿を拝見しています。「生きること」「共に生きること」を教えていただきました。被災された地が復興に向けて走り始めています。「勇気」を頂きました。その「元気」に敬意を表しつつ、私も精一杯生きていこうと思います。
 さて、今週に入り、いよいよジャガイモの収穫を始めました。カヤブチの畑が掘り始めです。この畑から植え始めたのでまさに、農業の出発点となる畑です。12月から1月までの日照不足の影響を心配しましたが、予想以上に量は収穫できました。おそらくサトウキビから取れる糖蜜と実験農場から購入した発酵液の散布が効いたと思われます。そろそろ、ホームページでの販売を準備します。後日、ホームページに掲載致します。宜しくお願いします。

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