ここ数日は、ジャガイモの植付けの準備でトラクターに乗っています。畑に肥やしを入れ、最後の仕上げに、トラクターで土を粉々にする「砕土・さいど」の作業を行っています。それがどうもうまく行きません。土がうまく砕けてくれないのです。土地の元々の性質、粘土質が強いことと、今回のジャガイモの前は、牧草を植えていたので、トラクターやトラックで踏み続けられた土壌は、一回のトラクターの砕土作業くらいでは、拳くらいの硬い土の塊は、強情にその形を変えません。ただ、 二回目の砕土作業で、表情を少し変えてくれました。今日は、三回目の砕土作業、やっと、土らしい表場を見せてくれました。トラクターに乗り、土を見ながら、ふと、先日の夜、酒の席で語った先輩の言葉の意味を考えていました。「農業は、金儲けがゴールでは無い。芸術で有り、哲学であり、そこに真の農業がある」、30回ジャガイモを出荷すると私は、72才。今年のこの一回も無駄にできない。大切に向き合って行きます。

3 Responses to “土と向き合う”

  1. 団長は農業で儲ける為に幾つか温めているアイデアの話をしてくれたけれど、そしてきちんとビジネスにしてゆくのだろうけれど、30回もジャガイモを作る頃にはなんかそれ以上の、それこそ男、伊村達児、やっぱり団長と呼ばれてしまう、大きな心持の存在になりそうだなぁ、と思っています。
    &嫁、もらえ。

  2. 伊村さん元気?
    こじがどうしてもM 行きたいとのことで来ています。
    懐かしい?
    今週末は石垣島です、一緒に行けなく残念。
    四月になったら沖縄で会いましょ。

  3. おつかれさん。お久しぶりです。石垣島は如何でしたか?私は、来週那覇マラソンで、沖縄にいきます。練習不足が気になりますが、頑張ってみます。M、懐かしいですね。そんな世界とは、ご無沙汰になっています。また、そんな世界でドップリ行きたい衝動に駆られますね。ただまだ、失業中の身、しっかり稼いでからまた飲みたいですね。ではでは、ps 奥さん孝行もしっかりして下さいね。

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