最近、「昔の農業をヒントにする」という雑誌の記事を読みました。例えば、天気は雲の動き、海の様子を見て予想したり、鍬ひとつで上手に畑をこしらえたり、自然の肥料を使い方など、興味深いものばかりでした。その中で、もっとも興味深かったのが月の満ち欠けを見ながら、木材を伐採するという記事です。木材は、満月の時に伐採した木材と、新月の時に伐採した木材とはその品質は異なり、月が欠けていく時に、伐採するほうが木材の品質が高くなるそうです。なんと1669年、フランスで定められた法律では材木用の樹木は欠けていく月の間に伐ることと定められていたそうです。

 その記事を読み、購入したのが「月と農業 LA LUNA 中南米農民の有機農法と暮らしの技術 ハイロ・レストレポ・リベラ著」です。中南米に脈々と伝わる自然、特に月と密接に関係した農法を解説した本です。中南米といえば、16世紀に忽然と姿を消したマヤ文明、高度な天文学が発達した文明が存在した地です。その血を引き継いだ農民は月の力を感じ、自然と対話をし農業を行っているそうです。
 先進的な農業もいいのですが、今年は、この月と向き合ってジャガイモを作ってみたいと思います。来年の春の収穫が今から楽しみです。

2 Responses to “月と農業”

  1. おもしろいですねー。満月の夜にはなんだか、ざわめいてしまう人間も多いのですから、いろいろえいきょうはあるんでしょうなー。
    で、那覇の夜はありがとうございました。やっと帰宅できました。帰宅した瞬間、疲労からくる口唇ヘルペスを発症しました。満月のせい?否、子供のせいです。では。

  2. 家族旅行、お疲れさんでした。大変そうでしたが、ある意味うらやましかったですよ。大家族は、やっぱりいいですね。これからも、パパ頑張ってください。PS、満月の夜にざわめかないように、もうないか!

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