奄美大島・奄美市にある奄美市農業研究センターで、パッションフルーツの栽培研修を受講しました。受講者は男性12名、女性3名、計15名、年齢は30代〜60代と幅広い層の方がいらっしゃいます。ひとつ共通しているのが、ヤル気です。特に実習中には、土のこと、肥料のこと、ハウスのこと、作物のこと、様々な質問が飛び交います。まだ農業に関して全くの素人の私にはその質問の意味も分からないことが有ります。参加者の栽培方法に対する貪欲さに圧倒されます。いい刺激になります。この刺激は、大学受験以来でしょうか。来年3月まで計6回、奄美大島で研修を受けます。パッションフルーツもこれから私が作る農産物の候補のひとつになります。

9月25日26日と牛のセリ市がありました。口蹄疫の影響で、前回の7月のセリでは子牛の値段は約60%前後まで落ち込んでいます。今回のセリで、値段が持ち直す事を願った畜産農家も多かったのですが、前回ほぼ変わらない状況でした。需要と供給のバランスから考えると、値が下がるのはむしろ違う神の手が働いているのでしょうか?不思議です。
ただ実際市場に行くと意外な程、活気があります。この苦境にも、懸命に前向きに踏ん張っています。頭が下がります。

実は今、沖縄に滞在しています。琉球大学の学食で昼食を済ませ、せっせとiPadしてます。9/20に沖縄にきて、昨日、今日と琉球大学の大学院の試験がありました。昨日が小論文、本日が面接です。小論文を書いたのは、20年ぶりでしょうか?1200字の原稿用紙にほぼびっしりと書いたのですが、内容的にはあまり自信がありません。ただし、本日の面談では、多くの先生を前に、自分のプレゼンテーションがうまく出来たと思います。本日の面談では昨日の分を挽回か?発表は、10月7日。22年ぶりの合格発表です。島に帰ったら、最後のあがき、菅原神社で神頼みでもしてきますか、

島では、多くの字で9/19に敬老会が催されました。70歳以上のお年寄りの為に、青年団、壮年団、婦人会が中心になり、民謡、踊り、三味線等が、披露され、酒を飲み、「老」を祝います。各字の大きな行事の一つです。この日の為に約一ヶ月前から、子供から大人まで其々の催し毎に集まり、練習します。子供達は、この行事を通じて、「お年寄りを敬う」ことと、「小さいながら社会」について学びます。
字での敬老会が終わると、今度は、今年70歳になった方の自宅まで赴き、初敬老を祝います。私が、伯母の自宅で初敬老の祝いの酒を飲んでいると、青年団、壮年団の皆さんがなだれ込み、酒を飲み、民謡が始まり、踊りが始まります。飲んで、騒いで、踊って、飲んで。まさに、沖永良部島に帰って来た事を実感するひとときです。

島に戻り、一週間が経ちました。私が実家に戻ったことを聞いた近所の方、親戚の方が、毎日、自宅で育てた農作物、海で釣った魚、そして、お酒を持って来てくれます。冷蔵庫は、買い物をしていないのにいっぱいになっていきます。本当に有難いことです。
大阪での生活では、近所との付き合いは殆どなかったのですが、田舎では、家族という生活単位の周りに、お隣近所という社会が強い関係で存在します。今まではプライペートと考えていた範囲まで入ってくることも有ります。この社会構造が場合によっては、なかなか馴染みにくいと思いますが、これが田舎のイイトコです。しばらくは、皆さんに甘えさせて頂きます。そしていつかお返しできる存在になりたい思います。

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