沖永良部島は、今日も晴天です。9月10日に島にきて、毎日晴天です。35度を超えることは無いのですが、家の温度計は毎日33度まで上がっています。実家にはクーラーが無く、扇風機だけしかありません。暑いこと暑いこと、大阪で家にいるときは、クーラーをマックスで低温に設定していたので、クーラーという電気機器の有難さを身にしみて感じています。先ほど大阪の同期と電話で話をしたら、大阪も暑さが緩みつつあるとのこと、朝夕は大分涼しいとのこと、羨ましい限りです。
大阪で食べたマンゴーの種を大切に持ち帰り、鉢に植えたところ、元気に芽を出して、約3センチくらいになりました。これもこの暑さのお蔭です。まだまだ続く沖永良部島の夏、こんな楽しみもあり、これからもこの暑さと仲良く付き合っていきます。

9月10日に沖永良部島に到着して5日が経ちました。毎日晴天続きで、南の島の夏もやっぱり暑いです。相変わらず、毎日宴会ですが、今日は、家でゆっくり過ごしています。
さて、来年の春収穫予定のジャガイモの畑が決まりました。約4反の畑です。
まずは、メークインという種類を10月末に植える予定です。また、大阪の知人にご紹介頂いて、インカのめざめも手に入れました。これは僅かなので、とりあえず、再来年の春に本格的収穫できるように、種芋用として植えてみたいと思います。
引越して、殆どの荷物の紐が解かれていませんが、ま、てげてげに、やっていきます。
※ネット環境が整うまで時間がかかりそうです。しばらくは、文字情報になりますが、ご了承ください。

9月9日正午頃、沖永良部島に無事到着しました。フェリーから車で島に降りると、真っ青の空、眩しい太陽の光に、「帰って来たんだ」という実感が徐々に湧いてきます。照りつける太陽は、大阪とは比べものにならない程強い光です。この太陽の下、「農業」に取り組んで行きます。
昨晩は、島の同級生と再会し、杯を交わしました。いつもならば、思い出が話題の中心ですが、今回は、ジャガイモの育て方、畑の手入れの仕方が話題の中心です。多くの事を学び、これからの新しい道で支えとなってくれると思います。本当に心強い味方です。

奄美大島で用事を済ませ、今日は、加計呂麻島で道草してます。奄美大島の最南までいき、フェリーで島に渡りました。ネットで適当に砂浜近くの宿を取り、チェックインし、そのペンションのレストランに入り、なぜか懐かしい感覚を覚えました。十数年前、無人島キャンプ作戦に失敗し、その後、訪れた加計呂麻島で夕食を取った場所です。十人くらいで、生バンドに合わせて踊った楽しい記憶が戻って来ました。偶然にしては、ちょっと運命的?でしょうか。共に旅した中野さんは元気にされているでしょうか?
宿泊する部屋は、コテージになっており、砂浜まで数メートルという最高の場所にあります。あまりのシチュエーションに、一人はもったいないな、とつぶやいてしまいました。海で暫しの泳ぎ、シャワーで疲れを流して、いま懐かしいレストランでビールを飲んでいます。 明日、自転車で島を巡り、そろそろ沖永良部島行のフェリーに乗りたいと思います。

9月4日
夕方6:20に、大阪南港かもめ埠頭から、船で出発しました。17年住んだ街を離れるという現実に、まだ実感がわきません。ただ、見送りに来てくれた二人がいるという事が、私の肩を叩いてくれました。六甲の山に美しい夕陽が沈んでいきます。別れの前に、船の中で暫しのお別れ会を開いてくれました。コンビニで買って来たビールとつまみで乾杯、冷えたビールが極上の美味しさでした。思い出に残る送別会です。その二人が、港で懸命に手を振る姿に涙が溢れて来ます。二人の姿は、徐々に小さくなり、そして停泊している大型フェリーで隠れるまで懸命に手を振り続けていました。遠い場所まで見送りに来てくれて有難うございました。 
大阪湾から見る街は、静かで落ち着いていました。17年間、この街で生活してきました。多くの人と出会い、多くの人と共に働き、多くの人と酒を飲み、そして多くの人に充実した時間を頂きました。24歳
〜42歳という青春時代は、楽しく、辛く、大変であり、充実したものでした。ここで築かれた宝物を大切にしながら、これから精一杯、自分が選んだ道を歩んでいきます。
お世話になりました皆様、有難うございました。
これからも、宜しくお願いします。
 (現在、種子島と屋久島の間を航行中です)

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